南アルプス前衛の山から白峰三山を望む山歩き

南アルプス前衛の山から白峰三山を望む山歩き
県民の森中尾根登山口 ➥(2.5時間)ほこら小屋 ➡(1時間)櫛形山 ➥(30分)裸山 ➥(20分)アヤメ平 ➥北尾根経由(2.5時間) ➥県民の森中尾根登山口 【 距離 】12.7km 【 標高差 】 1,265m

櫛形山から裸山へ。北岳・間ノ岳・農鳥岳の雄姿を愛でながら。

南アルプスの前衛峰である櫛形山は、

白峰三山や富士山の景観が素晴らしいと聞きつけ、

早速やってきた。

まだ薄暗い県民の森駐車場に車を停め、

7時過ぎ、中尾根登山口から入山して登山スタート。

樹林帯の中、緩やかな傾斜を歩いていく。

陽が昇り、木々の隙間から暖かな光が差し込む。

目覚めていく森の中を一人ゆっくりと歩く快感を今回も味わう。

少し急になってきたので、軽アイゼンを装着。

雪を踏みしめるキュッキュッという音が心地いい。

900mくらいの登山口から地道に標高を上げ、

1,800m地点まで来ると、

木々の隙間から富士山が顔を出す。

この綺麗な山容を見ると、いつも安心するな。

途中、平坦なお散歩道も通り、心もウキウキ。

ほこら小屋に到着。新しい素敵な小屋だ。

別棟のトイレに行き、行動食を取りながら少し休憩。

ここから櫛形山山頂までは約1時間。頑張ろう。

樹林帯の緩斜面をしばらく歩き続けると、

櫛形山山頂に着いた。ぐるりと回りを見渡すも景観はなし。

と思いきや、まるで空に浮いているような

幻想的な富士山が、そこにいた。

頭を~雲の上に出し~~

唄のような富士山だった。

櫛形山を後にして、裸山へと向かった。

いったん下って、平坦な開けた道を進む。

空が広く、景色が抜けて気持ちのいい道だ。

丸い小山のような裸山。櫛形山から40分くらいで着いた。

白峰三山がくっきりと見える。反対側には富士山。

最高の景観。気温は低いが、風もなく、

陽が当たってポカポカ。じつに気持ちがいい。

昨年の夏に登頂した北岳を正面に見ながら、

カップラーメンを頬張る幸せ。

まったりと何十分もそこに佇み、

南アルプスの雄姿を堪能した今回の山行。

帰りは、落ち葉と雪交じりの

北尾根を下り、下山した。

県民の森駐車場
ウッドビレッジ伊奈ヶ湖の脇が登山口
中尾根を示す看板。冬季なので熊は出ないかな・・・
スタート直後の樹林帯
標高1,100mの標識。
木々にそそぐ朝の光がきれい
陽を浴びて森が目覚めていく
雪の道をさくさく歩くのは気持ちいい
ここで林道を渡る
標高1,600mの標識。710m上がってきた
軽アイゼンを履いて樹林帯をひたすら歩く
平坦な森に。雪道のお散歩
木々の隙間から富士山が顔を出す
標高1,800mの標識。910m上がってきた
1,800地点から下って、平坦な道に出る
青空の中に浮かぶ樹木の中の太陽。
とても綺麗な「ほこら小屋」。別棟でトイレもある
ほこら小屋内部。とても綺麗
ほこら小屋から櫛形山山頂まで60分。と書いてある
とろろ昆布のような菌類が巻き付いた樹木
あと少しで山頂だ。がんばろう~
急登もなく、穏やかな櫛形山。もうすぐ山頂
着いた~。樹林帯の中の櫛形山山頂。
標高は、2.052m。
山頂からは、富士山が綺麗。浮かんでいるみたい
絶滅が危惧されている蝶のようだ
櫛形山から裸山に向かう道
標高2,000m。少し下ってきた
心地よい道。ここを登ると裸山山頂だ
この高台が裸山山頂
空が青くて、澄んでいて、吸い込まれそう
裸山山頂からの白峰三山。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳
左に富士山、右に南アルプス
絶景を愛でながら、カップラーメン。
この景色とともに、まったりと。-9℃だけど、寒くない
アヤメ平を経由して北尾根で下りる
ここから北尾根。この辺りも気持ちいい道だ
県民の森中尾根登山口 ➥(2.5時間)ほこら小屋 ➡(1時間)櫛形山 ➥(30分)裸山 ➥(20分)アヤメ平 ➥北尾根経由(2.5時間) ➥県民の森中尾根登山口
2023年1月29日 晴れ 【 距離 】12.7km 【 標高差 】 1,265m